通ったラーメン店の破綻
ネットの報道で、学生時代に通っていたラーメン店が破綻したことが報道されました。
“家系ラーメン”の老舗「六角家」の破産報道を受け、同店のファンから悲しみの声があがっています。
東京商工リサーチによると、9月4日に横浜地裁より破産開始決定を受けたとのこと。負債額は現在調査中。
「家系御三家」と呼ばれた老舗ラーメン店で、1988年に「六角家」として神奈川県横浜市で創業。
新横浜のラーメン博物館にも出店し、最盛期には6店舗を展開。また同店で修行し独立した店舗も多数あり、
家系ラーメン店の中ではかなり名の通った人気店でした。
ネットのない大学生時代、私が住んでいたのは横浜六角橋。最寄りの駅は「白楽」。
原付バイクを運転してふと出会った店が、「六角屋」。
有名店だと知らずに、威勢のいい店主の声。
店内では、『麺かため、味濃いめ』とか『油少なめ、麺ふつう』
客全員の食券を瞬時に暗記して一気に全部読み上げる店員。そしてその通りにラーメンを出す厨房もすごかった。
と記憶しています。
ネットの記事によるとオープンして数年目に訪れたことになり、当時は、まだ家系という表現もなかった気がします。
大学を卒業して栃木に戻り、宇都宮に家系のラーメンもブームによりいくつもオープンして、若い頃は行脚しましたが、
やはり当時の六角屋の味には及ばないと感じていました。
時間が経過してラーメン店が群雄割拠する時代、多店舗や新たな事業をすること味を守ることもやはり人材であると思います。
接客や味についても否定的にコメントされているけど、本当においしく大学時代は中毒になるほど食べたものです。
やはり、経営を継続するのは難しい。会社の寿命が30年であると一つの常識となっていますが、まさに過去の成功体験や
経験則で生き残るのは難しく、自社の強みや弱みの把握が必要と感じます。