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銀行の人事評価

こんばんは 社外の人事部 かどくらです 。
早くも9月の中旬です。夏の疲れがでてきているのか、少し体が重い日が続きます。
昔はそんなことなかったのに、、、

 

ところで、半沢直樹のドラマが視聴率好調で当職も日頃ドラマを観る時間は到底ありませんが、
唯一の楽しみにしています。

 

元銀行員としても、金融庁の対応や派閥はまさに納得という感じですが、
彼らの人事評価はどうかと仕事柄考えてしまいます。

 

そんな中、 先日ある新聞に銀行の人事評価に対するアンケートを含めて記載がありました。
確か現状の評価軸の基軸は、「新規融資(貸出)」「融資金額」等が評価の中心。
成果主義というの名の結果主義であり、当然であろうと思います。

 

しかし、その結果が過剰な金利競争を招いているとのことです。
貸出業務は銀行の主要な収益源であり、融資額を伸ばしたいことはわかることですが
行き過ぎた対応はときには、銀行間の体力問題やモラルにおいて多くの問題を内包します。

 

新聞では定量的な融資額や新規貸出先の数字ではなく、真にその企業に役立つ(支援すること)を評価すべきとありました。

 

銀行は、「晴れの時に傘を貸して、雨になったら傘を貸さない」とよく言われます。
当職も、銀行員時代に融資をお断りした際に指摘を受けたことが何度もあります。

 

最近 身近に銀行を退職する方も増えていて入行前の熱い想いと現実のギャップを聞いたりします。
個人的には、銀行の人事制度及び業績評価の仕組の軸が変化し、
銀行の経営理念に向かうための実態活動と少しでもリンクできればいいかなと思います。