こんにちは 社外の人事部です。
昨日 日経新聞に就業構造調査による
女性の20代~30代が働く割合が69.8%と過去最高を更新したと報道されました。
女性の就業状況は、出産・育児で職場を離れることが多く
アルファベットの「M」字のごとく、20代~30代に
大きく下がる現象で、M字カーブといわれています。
そして、今回そのM字が改善されたという話で、
マクロ的には、女性の就業率向上が、経済成長を押し上げるともいわれています。
結果、20代~30代の女性の約7割の方が、
仕事をしていることになりますが、問題はその中身であると思います。
現状では、夫の年収が250万円から290万円の世帯で妻の有業率が高く、
夫の収入だけでは家計を賄うことができない現状もあるとのことです。
いずれにしても、お客様と組織や採用の支援をさせていただく中でも、
特に、子育てをされている方の就業支援については非常に難しい状況です。
実際、真のインフラが揃っていないと思います。
夫の仕事状況や両親を含めた地理的条件 保育園の待機・学童の問題・そして働き方の支援(在宅勤務等)まだまだでしょう。
やはり、能力ある働きたい女性が就業でき就業形態の多様性を可能とする社会を構築する必要はあると思います。
随分前になりますが、家事代行サービスの女性経営者と話をした際に
夫と香港に駐在していて勤務先の社長に子供を授かったことを報告した際に
「香港は共働き夫婦が多く、東南アジアから来ているメイドが若い共働き夫婦を支えている。
彼女たちに助けてもらうといい」と言われたそうです。
それが、日本で家事代行サービスを開始する契機になったとのことです。
国や地域で女性の就業に関する意識も異なります。
弊所でもできることからインフラ整備やイベントも含めた施策を行っていきたいと思います。
いつも家庭と育児を両立いただいているスタッフとそのご家族のためにも、、、