給与計算・勤怠管理手続き代行をシステム導入、アウトソーシングすることにより業務効率化を実現した実例です。
給与計算・勤怠集計を自社計算にて行っていたが膨大な作業時間が発生し他の業務に支障が出てきていた為、アウトソーシングのご相談を頂いたケースです。
相談時の現状を把握する為ヒアリングを行うことにより、次に挙げる2つを問題点として課題提示する事ができました。
① 月給・日給・時給、3つの給与区分が存在しそれぞれの区分ごとに計算を行う必要がある。また個別手当も別途存在する。
② 複数事業所が存在し、タイムカードのみの運用だと難しい場面が多々存在する。また中抜け等の個別事案も複数発生し、正しい勤怠管理を行う事が難しい。
上記問題点を解決する為に、弊所にて提供している「ネットde賃金」、「ネットde就業」の利用を提案させて頂きました。
― 提案内容
①について
「ネットde賃金」を使用する事により、従業員別に個別マスタを設け個々の事案(月給、日給、時給等)に沿った給与設定を行う事ができます。また給与区分別に個別設定を登録することにより、各種手当や交通費の日割り計算など、会社独自のイレギュラー対応をシステムにより自動集計し、給与計算処理の簡略化へ繋げる事ができます。
※入力、計算ミス等のヒューマンエラーを最小限にする事が可能となる
またシステム側では処理できない複雑な処理については、エクセルデータにて集計・シュミレーションする事ができるフォーマットを提供させて頂きました。
②について
「ネットde就業」を使用する事により、インターネットを介して勤怠管理システムにログインできるようになります。これにより複数事業所を移動する場合や、他の事業所で休憩する場合でも正確な時間を記録することができます。また従来まではタイムカードを使用していた為、電卓等により稼働時間を集計していましたが、勤怠管理システム(静脈センサー)を使用する事により効率的に稼働時間集計や打刻漏れを確認することが可能となりました。
管理者はリアルタイムで勤務状況を把握することができるようになり、効率よく勤怠管理を行うことができます。また弊所でもリアルタイムにて勤怠確認が行える為、システムに慣れるまで同じ画面を共有しながらフォローする事もできます。
― お客様の声
給与計算代行を依頼する前までは、全ての作業完了まで「4日~5日」程度要していました。その間は経営状態の管理や業者支払い状況の確認等の時間を思うように作る事ができず、多方面で仕事が滞っていました。その状況を改善する為にアウトソーシングを依頼する事を決意しました。
実際に給与計算代行を行った結果、必要最小限の連絡のみを行えば全ての給与計算が完了するようになり、給与計算作業が3日間は短縮する事ができました。今では経営業に注力する事ができ、時間を有効的に使用できる環境に大変満足しています。
質問等についても対応が素早く、もっと早くプロにお願いをしておけば良かったと思っています。