給与計算を完全アウトソーシングすることでご要望を叶えることが出来た事例です。
今回の給与計算を受託した事例は、これまでも顧問契約のうえ労働保険・社会保険の行政手続きをご依頼いただいておりました。
この不況下で増収・増益を繰り返して会社の規模が大きくなり、20台の若いクリエーターが多くいる企業様です。
今年の夏に「就業規則」の整備。さらには就業規則の運用ルールをまとめた「職場のルールブック」をまとめて従業員の皆さまに説明を行い、職場規律と職場環境の醸成をはかってきました。
しかし、会社においても有給休暇の付与管理これまであいまいであった、遅刻・欠勤の控除ルールと公開した就業規則に対応した体制を築くことが急務になりました。
そんな中、社長様から就業規則と職場のルールブックを周知して従業員にそちらを遵守するように徹底をしている。一方、会社も就業規則に対応した運用しなくてはならない。特に、社員の有給管理と遅刻・早退と時間外労働の集計は負担である。何とかならないのかご相談をいただきました。
とにかく、社長様からは間接的な業務から開放され、本業に集中したいとのことでした。
ご要望をヒアリングする中で給与計算を完全アウトソーシングすることが社長様のご希望をかなえることができるとの判断しました。
具体的な受託内容
【勤怠集計】
【有給残日数と有給付与管理】
【賃金台帳のデータ管理】
【労働者名簿のデータ管理】
【給与明細の配布】
会社側で対応いただくことは基本的に、金融機関への振込手続のみとなりました。
特に、WEB給与明細は過去の給与明細もすぐに確認できるので従業員の皆さまからも大変公表をいただいております。
※この企業様は、賞与のときだけは、紙ベースの給与明細で社長様から手渡しでお渡ししています。
※社長様からのコメント
『給与に関することは、社員に簡単に任せることができないし、
経営陣が対応するにしても、仕事における納期があるので
非常に苦痛な作業であると思っていました。
ご提案いただいた、WEB明細は非常にありがたく、私がいなくても
給与明細を社員が確認できるということは精神的にあんしんです。
また、今回、就業規則の改定の打ち合わせで学んだことですが、
これまで単純に 基本給いくらで支払っていたことがいかにリスクがあるかを
教えていただいので、勤怠管理の重要性も痛感しております。
今後も、社員の出入りがあると思いますが、よろしくお願いします・・』